釣り具インプレ

【釣り小物】ジャクソン Rod Egg(ロッド エッグ)

釣りをやっていると、年に何回かロッドが抜けなくなることがあります。
特に昨今は2ピースロッドが当たり前になりましたし、ジギングロッドはバットが抜けるようになっているのがほとんどなので、お困りの方も多いのではないかと思います。

絶対やっちゃいけないのがガイドに手を引っ掛けてねじるように抜くこと。ブランクスにもガイドスレッドにも負担がいくのでロッドの破損の原因になります。

しかし!最近そんな抜けなくなったロッドの救世主となる便利な道具を見つけました!

目次

ジャクソン Rod Egg(ロッドエッグ)

外観

手のひらに乗るくらいの小さなパッケージ。(1個のつもりが間違って2個注文しちゃった・・・)

マスカットの粒のような形をしています。

真ん中に大きめのスリット、そして周囲にも大きさ違いのスリットが入っています。

使い方

まず、都合よく固着して抜けなくなったロッドを準備します。
今回はスーパーライトジギングのロッドになります。グリップが抜けるのですが固く固着してしまっています。
そしてバットからガイドまでの部分が非常に細く、握りにくいので力を入れることができません。
これは抜き応えがある良い見本ですね。

そしてロッドの細いところをロッドエッグの中心で挟んみます。

ロッドエッグをしっかりと握り、グリップと反対側に引っ張ると・・・

「スポンッ!」

あっけなく、あっさりと抜けました。

ロッドエッグのエラストマー素材がしっかりと引っかかって、ちゃんと力を入れて握ることができます。
簡単な仕組みですがとても画期的だと思いました。
何回かほかの固着したロッドで試してみましたが、どれもあっさりと抜くことができました。

ロッドを束ねるのも得意!

ロッドエッグのすごさはロッドを抜くことだけじゃあありません。
例えば・・・

ロッドベルトで束ねたときこういうの気になりませんか!?なんだかとってもロッドにストレスが掛かっている気がします。
(ここで束ねるのは間違っているかもしれませんが、先端保護もかねてやっちゃうんですよね・・・)

これをロッドエッグの大きさの違うスリットに通して束ねると・・・

こんな感じでがっちりと固定することができます!
本当に動かないのでこのまま車のロッドホルダーに積んだりしてもガチャガチャとピース同士が干渉しないのでとても静かです。
たぶん傷がつくのも防止できると思います。

まとめ

釣り人の永遠のテーマでもあるロッドの固着問題に対し一つの答えを出してくれる、それがロッドエッグであると感じました。
これを使って抜けれなければいよいよ釣具屋さんに相談した方がロッドを破損せずに済むと思います。

そして今回間違って2個購入してしまいました、それはそれで大正解でした。
パックロッドなど継ぎが多い竿は当然細い部分をもって抜かなければいけないので、そんな時ロッドエッグが2つあれば上下のピースにつけることで安全・確実に抜くことができます。

お値段もそんなに高いものではないので、タックルボックスにぜひ「2個」以上忍ばせておくことを強くオススメします。

ジャクソンはこんな感じでシンプルですが痒いところに手が届くような商品を作ってくれているイメージが強いです。
これからのジャクソンのモノづくりに大いに期待です!

-釣り具インプレ